vol.08

安部泰輔・石垣克子・石原英介・鈴木淳・宮本華子

Abe Taisuke / Ishigaki Katsuko / Ishihara Eisuke / Suzuki Atsushi / Miyamoto Hanako

アーティストと探るしあわせのありか

揺らぐ世界の中で、これまでにない選択や決断に遭遇する日々が続きます。

本展は“しあわせ”を手がかりに、アートを通して生き方や社会の在り様を見つめ、想像をめぐらす試みです。九州・山口・沖縄を拠点に活動する作家5人が新作を含む作品を展開します。

「私」だけでなく、すぐ隣にいる他者やコミュニティ、自然環境、国家などを内包した「私たち」のしあわせとは。
ARE WE HAPPY?

■EVENTS
▶︎トークシリーズ
しあわせがたり、アートがたり

本展参加作家や異なる分野で活動する方と本展キュレーターとの、展覧会や作品、「しあわせ」をめぐるフリートークを開催します。

① 6.17(金)宮本華子(美術家/本展作家)✖️原田真紀(本展キュレーター)
② 6/18(土)鈴木淳(美術家/本展作家)✖️ 原田真紀(本展キュレーター)
③ 6/19(日)藤島道(真宗大谷派 淨泉寺住職)✖️ 原田真紀(本展キュレーター)

各回 16:00-16:40
定員 12名程度(先着順)
予約不要/参加無料/1ドリンクオーダー制
原田真紀(インディペンデント・キュレーター)

▶似木絵、どうです?
お話しをして、あなたをみて、あなたの木を描きます。
その名は「似木絵」。あなたはどんな木?  鈴木淳
日時 6.18(土)・19(日)
11:00-12:00 / 13:00-16:00
描き手 鈴木淳(美術家)
対 象 18歳以上/予約不要
参加費 100円以上の投げ銭


CHECK! 
鹿児島市内で同時期開催!
企画展〈SUMIREの言葉と絵〉
会場 gallery HINGE
鹿児島市加治屋町1-7山崎ビル207
「ぶえんもゆかり」の隣の階段上って左奥
会期 2022.6.17-7.3(金・土・日のみopen
11:00-18:00 *最終日16時まで
Instagram @gallery HINGE
Facebook https://www.facebook.com/gallery.hinge.kagoshima/
    

展示期間
2022/06/17 (Fri) - 2022/07/03 (Sun)

Friday,June 17,2022 - Sunday,July 03,2022

Profile

プロフィール

安部泰輔・石垣克子・石原英介・鈴木淳・宮本華子

安部泰輔/ABE Taisuke 
1974年大分生まれ。大分在住。
古着やハギレを使って小さな立体(ヌイグルミ)を制作。そのプロセスも含めて作品とする観客参加型のインスタレーションを全国で展開し、作品と鑑賞者の間にささやかな関係性をつむぎだす。主な個展「シャガール世界」高知県立美術館(高知/2013)グループ展「まいにち、アート!!」群馬県立近代美術館(群馬/2009)、「ふしぎの森の美術館」広島市現代美術館(広島/2010)、「横浜トリエンナーレ2011」横浜美術館(神奈川/2011)、「開館15周年記念『現在地:未来の地図を描くために』」金沢21世紀美術館(石川/2019-2020)、「たてびレポート-開館20周年を楽しむ展覧会-」群馬県立館林美術館(群馬/2021)ほか。
http://taisuke-abe.jp/
Facebook https://www.facebook.com/abe.taisuke
Twitter   https://twitter.com/abetaisuke
Instagram https://www.instagram.com/taisukeabe_dekkistudio/


石垣克子/ISHIGAKI Katsuko
1967年沖縄県石垣市生まれ。1991年沖縄県立芸術大学美術工芸学部美術学科絵画専攻卒業。人との出会いや関りの中で生まれる日々の様々な感情を擬人化したシリーズのほか、2017年からは一部返還された米軍基地が都市化する街の変貌を定点観測的に描くなど、沖縄の現風景にも取り組んでいる。
主な個展「基地のある風景」eitoeiko(東京/2018)、「南の景から」ギャラリーアトス(沖縄/2022)。グループ展「マブニピースプロジェクト」平和祈念公園(沖縄/2015-19年)、「いまも揺れている」あざみ野市民ギャラリー(神奈川/2018)、「琉球の横顔」沖縄県立博物館・美術館(沖縄/2021)、「日本復帰後-私たちの日常はどこに帰ったのか」佐喜眞美術館(沖縄/2022.6.17-9.11)ほか。
http://sksk-p.blogspot.com/

石原英介/ISHIHARA Eisuke
1981年北海道生まれ。山口県下関市在住。多摩美術大学卒業。東京藝術大学大学院修了。
日々の丁寧な暮らしを通し、世界を象るありとあらゆる物質や現象の大きな循環や繋がりを深く見つめ、作品に昇華させる。鮮烈な色彩に彩られた生き物や植物からは命の輝きや生の喜びがみなぎる。
主な個展「テレパシーが聴こえる」Bar星男(東京/2018)、「めくるめく家族旅行」伊勢丹新宿店アート&フレーム(東京/2019)、「ひらけごま!イフター ヤー シムシム!」求龍堂/Galerie La Ruche(東京/2019)、「愛しあってる、すべて(悲しい夜もあるけれど)」伊勢丹新宿店アート&フレーム(東京/2020)、 「生活と永遠の、はじまるところ」ゆっくり小学校(山口/2021)ほか、『3331 ART FAIR 2020』アーツ千代田3331出展(東京/2020)ほか。
https://www.eisukeishihara.com/

鈴木淳/SUZUKI Atsushi
1962年福岡県北九州市生まれ。美術家。1987年熊本大学理学部生物学科卒業。
身の回りにある既製品を用いたインスタレーションや、写真、映像、パフォーマンス、テキストなど様々な手法を用いる。普段の生活で見慣れた風景や、「もの」「こと」に対してユーモアやアイロニーをこめ、場の特性や日常に潜む違和感を軽やかに引き出す。
主な個展「short short」北九州市立旧百三十銀行ギャラリー(福岡/2000)、「第10回21世紀の作家ー福岡『なにもない、ということもない』」福岡市美術館(福岡/2012)。
グループ展「福北 美術往来」北九州市立美術館・福岡市美術館(福岡/2003)、「福岡現代美術クロニクル1970-2000」福岡県立美術館・福岡市美術館(福岡/2013)、「誉のくまもと展」熊本市現代美術館(熊本/2017)、「旅と恋愛」九州芸文館・福岡県立美術館(福岡/2020)ほか。北九州市立美術館、福岡市美術館、熊本市現代美術館に作品収蔵。
http://suzukiatsushi.com/suzukiatsushi/top.html

宮本華子/MIYAMOTO Hanako
1987年熊本県生まれ。2016年よりベルリン在住。女子美術大学大学院美術研究科修士課程美術専攻洋画研究領域修了。
身近な他者である〈家族〉との複雑で多重的な関係性をテーマとする。近年はウエディングドレスや犬小屋を素材に、パフォーマンスやビデオ、写真、刺繍を用いたインスタレーションなどを制作。熊本県荒尾市にてマイクロレジデンス「motomoto」を運用。
主な個展「Was ich dir immer schon sage wollte, aber nur dir nicht sagen kann」展 Bethanien room139(ベルリン・ドイツ/2019)、「U-39 KUMAMOTO 私は、あなたにだけ言えない。 Was ich dir immer schon sage wollte,aber nur dir nicht sagen kann」つなぎ美術館(熊本/2020)グループ展「VOCA展2020 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京/2020)、「段々降りてゆく 九州の地に根を張る7組の表現者」熊本市現代美術館(熊本/2021)ほか。
https://www.hanakomiyamoto.com/

キューレーション
原田真紀(インディペンデント・キュレーター)
1973年福岡生まれ。2014年より鹿児島在住。1996-03年田川市美術館学芸員、その後福岡アジア美術館や九州芸文館準備室嘱託学芸員を経て、現在フリーランスで展覧会やアートイベント等を企画。日々の暮らしや社会とアートの関係性を、企画を通して手探り中。主な展覧会企画 「生きる私が表すことは。鹿児島ゆかりの現代作家展」長島美術館(鹿児島/2021)、「秋の種2020:しまうちみか展 自立について 世界は想像した以上に私を受けいれてくれるはずである」福岡アジア美術館(福岡/2020)、「秋の種2019:花の歌が聴こえる時代に〈七搦綾乃展‐やまぬ潜熱を食んで〉」konya-gallery(福岡/2019)、「“直観”のジオラマ」福岡市美術館(福岡/2014) 、「立石大河亞展THE ENDLESS TIGER」田川市美術館(福岡/1999)ほか。

Other works

他作品

  • ふしぎの森の美術館「太郎の泉」 安部泰輔

  • 南のイノー(礁池) 石垣克子

  • 生活と永遠の、はじまるところ 石原英介

  • On the Bed 鈴木 淳

  • 可愛くって仕方ないってさ。宮本華子

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